歯周内科(薬で治す歯周病治療)位相差顕微鏡:

私が歯医者になって自分の歯周治療に疑問を感じ、今まで学校で習ったとおり患者さんに施してきました。しかしなぜかうまくいかないでこんなものかな?と思いながら治療をしてきました。なぜ治療がうまくいかないか?1つは患者さんが協力してくれない。もしくは他の歯科医院ですでに同じ事をしたと断られた。そんなところです。

しかし根本が違いました。口腔内に歯周病菌(真菌、カビ)に感染していれば、どんなに清潔にしてもその菌がまたあばれだすからではないでしょうか?その疑問を解決してくれたのが、歯周内科という治療です。

この治療は歯周病菌に有効な抗生物質と歯磨き粉もしくはシロップを用いて、1週間程度で菌をやっつけてしまうというものです。この治療に出会った感動はオーリングに出会ったときと同じぐらい「目からうろこ。。。」でした。



この治療を始めるにあたり、私は国際歯周内科学研究会と日本口腔j感染症学会に入会し、病院内の感染予防対策をもう一度見直しました。そしてその翌日からオートクレープ(高圧滅菌機)タービン用を購入し、ディスポーサブルできるものはできるだけ使い捨てにし、位相差顕微鏡を導入しました。その翌日から患者さんが喜ぶ顔が楽しくてしかたありません。ぜひみなさんもお試しください。

残念ながら現在保険治療では歯周内科は適応ではありませんので保険外治療になります。 薬代、診断料、顕微鏡検査で10500円ですが、保険治療でも3割負担の患者さんはこれ以上かかります。

注意ー次の患者さんは歯周内科治療に効果が見られない場合があります。

1、血液疾患のある患者さん
2、ヘビースモカー
3、上昇性の歯髄炎、歯周炎
4、栄養失調
5、塵肺の患者さんetc

このような患者さんでも当医院は漢方治療で協力します。
反対に次のような患者さんは適応症です。
1、歯茎からの出血
2、口臭
3、朝起きたときのネバつき
4、歯茎からの膿





歯磨粉

滅菌機


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