東洋医学には石の治療(鍼灸)と薬の治療(漢方薬)があります。

漢方薬
漢方薬の診断に舌診戸言うものがあります。文字どうり舌を診るのです。舌の上のコケは体の中のなんらかの異常を示しているもので最近市販されている舌ブラシなどのもので変な刺激をすると東洋的観点では危険ということになります。漢方では自然にコケをなくす漢方薬があります。

最近リスク患者さんが増えてきています。西洋の薬が合わないと思う患者さんには自然の生薬漢方がお勧めです。

歯周病には加齢型、免疫低下型、炎症型という見方がありまして、漢方ではそれぞれに違った処方が施されます。それぞれにあった処方をすれば「わたしきちんと磨いているのに?」といったような疑問は消えるのでは?

口臭症ももちろん漢方の適応です。ようは漢方はオーダーメイドの処方ということです。

全身と口腔内の関係
口腔内と全身もしくは臓器はつながっています。舌と臓器もつながっています。舌を見ればその人の健康状態がわかったりもします。しかし東洋医学の教科書に載っていた舌診断とオーリングテストの診断では若干の違いがありました。舌に歯形がついていたり、たえず口内炎、外傷性のものがある方は臓器にまで影響が及ぶ場合があります。

図2つの異なる古典的な舌診法
(2 Schools of classic Chinese Tongue Diagnosis)

出典:
Bi-Digital O-Ring Test Seminar Text Advanced Seminar

鍼灸
顎関節症、歯性肩こり、嘔吐反射、痛みの軽減、慢性疲労、急性炎症すべてに鍼灸は有効です。唾液が出にくくて入れ歯がすれて痛い人は唾液をだすツボがあるのですのでいくらいればを削って調節してもいけません。
低周波治療器、お灸、針、灸頭針すべて歯科治療生かせると思います。ちなみに針の鎮痛効果はモルヒネより高いです。
歯科鍼灸とは歯科医師法:歯科医師でなければ、歯科医業をなしてはならない。よって歯科医師は、歯科医業である「歯科あはき」を業とすることができる。ところから発祥しました。



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